出版社内容情報
アメリカで最も賞賛される企業に輝くＧＥ。名経営者ジャック・ウェルチが繰り出すキーワードを基に、世界最強企業の秘密に迫る！巨大企業の体力と小企業の精神を併せ持つ経営の本質がわかる。
内容説明
マネージメント・スタイルとして「コア・コンピタンス（Ｃｏｒｅ Ｃｏｍｐｅｔｅｎｃｅ：核となる能力）」が主流となり、多角経営で肥大化した企業を分割し専門分野に注力する傾向がある中で、ジェット・エンジン、電球、医療システム、金融サービス、情報技術、そしてテレビ放送事業までも手がけるＧＥは、複数事業から相乗効果を生み出すことができる「統合された多角企業」と言えるでしょう。また、今のＧＥの成功を最高経営責任者ジャック・ウェルチ抜きに語ることはできません。官僚主義的な組織を取り壊し、徹底してスピードを重要視するなど大企業の病根に立ち向かう姿勢や、製造業からサービス業への転身を進める先見性など、現在の停滞した日本の大企業が学ぶべきところは多いと思います。
目次
第１章 なぜ、いまＧＥなのか？（ＧＥキャピタルが日本市場を狙い撃つ！；グローバル・メディアを目指すＮＢＣ ほか）
第２章 ＧＥの全体像をとらえる！（ＧＥは電球から金融、放送までを事業化する；この数字がＧＥのすごさを証明する ほか）
第３章 ＧＥの強さの秘密に迫る（ダウ１００年の歴史を唯一社生き残る；ナンバーワン、ナンバーツー戦略を貫徹する ほか）
第４章 ＧＥバリューズとは何か（小さい会社のように行動せよ；“自信、シンプリシティ、スピード”の３Ｓ ほか）
第５章 これからもＧＥは変わる（“誇りにできる会社”になる！；限界のない挑戦へ）
