出版社内容情報
MBA取得者がビジネススクールでは何を教わり、ビジネスの現場では何ができるのかを、全米第4位の鉄鋼会社につとめる現役ビジネスマンが解説。日米ビジネス比較論としても読める。
内容説明
MBAという存在が、ビジネスのプロとなるためにいったい何を学び、それを実際のビジネスの場でいかに実践しているのかということを紹介する。第1部では、ビジネススクールという存在がどのようなものかということを、その歴史的背景、授業内容、教育内容から説き起こし、今、日本の企業が直面している困難に対処していく上で、MBAという存在、あるいはMBA的発想が極めて重要になってきているという事実を紹介。第2部では、ある架空の会社の新規プロジェクトのケースを通して、実際のビジネスのさまざまな局面において、ビジネススクールの教える知識やMBA的な考え方がどのように応用されるのかを紹介する。
目次
第1部 MBAの基礎(MBAって何だろう;MBAでは何を学ぶのか;MBA取得者は何ができるのか)
第2部 MBAの実践(人事管理・組織論をどう役立てるのか;会計学をどう役立てるのか;ファイナンスの知識をどう役立てるか;マーケティングをどう役立てるのか;企業戦略をどう役立てるか)