出版社内容情報
「便利ですよ。買って下さい」式ではもう売れない。普段から感じている顧客の不満や不安をキャッチし、不満・不安解消の手段として商品を提案する営業こそ本物。その具体的なやり方を詳しく紹介。
目次
プロローグ 売れないカベを打ち破る最後の方法―ホンモノ提案営業
ステップ1 顧客の不満や不便を“提案”する
ステップ2 “反応情報”を捉えて具体的な提案へ
ステップ3 「選択情報」を提案する
ステップ4 「決定情報」を提案する
ステップ5 残留ニーズの提案から顧客管理まで
実例・提案営業―わが社はこうして営業の仕事を面白くした!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
1
相手がどこに不満を持っているのかを確認して、それを解決する方法を探す。自分が売りたいものを売ろうとするのではなくそのような形で相手の不満を解決するように動くからこそ、満足度を高められる。また、すぐに解決できない問題についても放置せずに進捗を報告することで、相手との関係をつなぐとともに信頼関係構築の効果も得られる。2015/10/25
uburoi
0
情報端末ザウルスを愛用しているぐらいだから、それぐらいの時代の本だ。この手の本をまとめるには、著者の体験がものをいう。逆境にあって工夫したおかげでトップセールスマンになれたという伝記的事実の活用だ。その工夫こそここで語られるノウハウというわけだ。不満情報を逆手にとれというのが趣旨なのだが、それを「不の情報」と呼んでいる。こんな言葉ないけど。「負の情報」というべきだ。馬鹿じゃなかろか。2013/08/24