内容説明
本書は膨大な資料を基に、独自の言語世界を構築し続けた、詩人伝道師暮鳥の生涯を鮮やかに描き出す。秋田、仙台、いわき、水戸各地へのキリスト教伝道と詩作、迷いながら人生を模索していった生涯が今に共感を呼ぶ。
目次
1 暮鳥とキリスト教
2 暮鳥の詩的出発
3 初期詩篇とキリスト教
4 暮鳥と『聖三稜玻璃』
5 暮鳥と聖公会
6 暮鳥と詩誌「苦悩者」
7 暮鳥と『十字架』
8 詩集『雲』の背景
著者等紹介
中村不二夫[ナカムラフジオ]
1950年神奈川県生まれ。神奈川大学法学部卒業。詩集に『Mets』(第一回日本詩人クラブ新人賞)等。詩誌「詩と思想」編集長を経て現在編集委員。恵泉女学園短期大学非常勤講師を務める(92~99年)。日本聖公会信徒。暮鳥会会員。現在日本詩人クラブ会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



