内容説明
夏目漱石から島尾敏雄まで、近代日本の幻想文学を、生命回復を求めての闘病記、あるいは「夢魔の森」を経て「始源の森」に至る探検記としてとらえ直した、書き下ろし一千枚の長篇評論。著者の出発点にして、くり返し回帰すべきハイマート。
目次
1 夢魔の森―序論
2 八幡の藪知らず―夏目漱石と泉鏡花
3 黒衣聖母―芥川龍之介
4 触手ある空間―萩原朔太郎
5 草木虫魚の楽土―岡本かの子・武田泰淳・島尾敏雄
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夏目漱石から島尾敏雄まで、近代日本の幻想文学を、生命回復を求めての闘病記、あるいは「夢魔の森」を経て「始源の森」に至る探検記としてとらえ直した、書き下ろし一千枚の長篇評論。著者の出発点にして、くり返し回帰すべきハイマート。
1 夢魔の森―序論
2 八幡の藪知らず―夏目漱石と泉鏡花
3 黒衣聖母―芥川龍之介
4 触手ある空間―萩原朔太郎
5 草木虫魚の楽土―岡本かの子・武田泰淳・島尾敏雄