俳句に憑かれた人たち

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806047476
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C1095

内容説明

一句にできるだけ思いを込めようと骨身を削った俳人たち。彼らのことを“俳句に憑かれた人たち”と呼ぼう。俳人でもある著者は、現代俳句を彩る47作家の作家像に迫りつつ、秀句を鋭く浮彫し、位置付けた。平成17年刊『現代秀句』の続編。

目次

1 大正一桁世代(林翔;阿部青鞋 ほか)
2 大正二桁世代(成田千空;楠本憲吉 ほか)
3 昭和一桁世代(飴山實;穴井太 ほか)
4 昭和二桁世代(宇多喜代子;安井浩司 ほか)
付録(富澤赤黄男論―孤独の美学について;渡邊白泉―孤高を貫いた新興俳句の申し子 ほか)

著者等紹介

松林尚志[マツバヤシショウシ]
1930年、長野県生れ。慶應義塾大学経済学部卒業。現代俳句協会、現代詩人会、日中文化交流協会の各会員。俳誌「澪」「海程」同人、「木魂」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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仮ッ子

3
俳句初心者なので、注釈が少なくて読み解くのに苦労した。が、沢山の句を読むと、俳句って結構自由なんだなぁ、と思った。上田五千石は死を間近に救急車の中で、「死んでたまるか」と叫んだ、とか、折笠美秋の「生」にしがみつく姿勢とかに心を打たれた。カッコつけて、いつ死んでもいいとか言わないでもいいんだ。生きることは、そうだ、もともとカッコ悪い。それでいいんだ。2010/04/29

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