内容説明
一句にできるだけ思いを込めようと骨身を削った俳人たち。彼らのことを“俳句に憑かれた人たち”と呼ぼう。俳人でもある著者は、現代俳句を彩る47作家の作家像に迫りつつ、秀句を鋭く浮彫し、位置付けた。平成17年刊『現代秀句』の続編。
目次
1 大正一桁世代(林翔;阿部青鞋 ほか)
2 大正二桁世代(成田千空;楠本憲吉 ほか)
3 昭和一桁世代(飴山實;穴井太 ほか)
4 昭和二桁世代(宇多喜代子;安井浩司 ほか)
付録(富澤赤黄男論―孤独の美学について;渡邊白泉―孤高を貫いた新興俳句の申し子 ほか)
著者等紹介
松林尚志[マツバヤシショウシ]
1930年、長野県生れ。慶應義塾大学経済学部卒業。現代俳句協会、現代詩人会、日中文化交流協会の各会員。俳誌「澪」「海程」同人、「木魂」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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