内容説明
「俳句片言」の「片言」は「ヘンゲン」と読み、「ちょっとしたこと」を意味する。本書は著者五十年余の俳歴に得た、作句上に或は鑑賞上に得た「ちょっとしたこと」を順序なく綴ったものである。実際的には、俳句を詠む上に、俳句を鑑賞する上に大切な、必要な事柄である。
著者等紹介
清水杏芽[シミズキョウガ]
本名、清水久明。大正2年、埼玉県に生る。昭和19年神尾静光氏に俳句の手ほどきを受ける。昭和21年草茎社主宰宇田零雨氏に入門師事。昭和26年「双葉俳句会」を創立、機関誌月刊「双葉」を創刊。昭和56年俳句図書館「和香文庫」を創設、一般に無料公開する。昭和62年芭蕉句碑「都出て神も旅寝の日数哉」を沼津市三枚橋、日枝神社境内に建立する。職業医師、医学博士。清水内科医院院長
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