パリ・1960

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パリ・1960

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784806040262
  • NDC分類 916
  • Cコード C1095

内容説明

アルジェリア紛争に激動した1960年のパリ。戦後の熱い体験を生きた著者にとっても、それはひとつの時代の決着への喘ぎであった。その後の高度経済成長が破綻した現在、鎮魂の思いで描きだされる遙かな日々の記録は、読む者をして失なうことの苦い甘さを蘇えらせるだろう。

目次

プロローグに代えて―戦中・戦後・ぼく
寄港地で拾わされた二つの話
深夜パリ警察にパクられた話
一風も二風も変っているパシュ家の話
ウマ好きの梅田晴夫氏とウマが合った話
トロンシュ通りの下宿の優しかったマダムの話
パリの花嫁学校の話
田舎の貴族の館の話
またまたフランスのお婆さんの話
公園とは何かを探し求めたわけではない話
特別製の笑顔に渋い顔をさせられた話
忘れ去れないシャンソン酒場「地下牢」の話
長谷川一夫がフランス語をしゃべった話
エピローグに代えて―二人の恩師

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