内容説明
表題作「バトンダンス」…ひきこもり青年はいかにそこから脱しえたのか。早期退職したサラリーマンの夢想と挫折を描いた「可南氏の場合」。絶海の一孤島での悲劇を叙事詩さながらに「孤島譚」。戦国時代、摂津国芥川で起きた水論騒動を活写した「繊月」…。
著者等紹介
佐々木国広[ササキクニヒロ]
1938年大阪生まれ。元毎日新聞社。短篇小説「乳母車の記憶」で第10回「北日本文学賞」受賞。同人誌「半獣神」「たまゆら」、俳誌「青嵐」創刊。滋賀県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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