内容説明
航海の磁針を狂わせた夜空に尾を引く流星たち。琵琶湖詩人・八木裕彦の死。文人映画監督・前田陽一の相継ぐ死。
目次
岬の向こう―航行記・一九九五年前後
湖へ去る旅人―八木裕彦の思い出
前田陽一の死 よみがえる生(陽の含羞―「ブンガク宇宙」の前田陽一;陽の不在―彼岸花が咲くまで;陽の哄笑―「キネマ宇宙」の前田陽一;刻の再生―前田陽一テレビ館・一九九〇年前後;胃袋の競演―食欲世代消化器派たち)
岸辺のあたり―航行記・二〇〇〇年へ
著者等紹介
竹内和夫[タケウチカズオ]
1934年、兵庫県龍野市生まれ。日本ペンクラブ会員。『VIKING』『酩酊船』『姫路文学』同人。他に『八月の群れ』『飢餓祭』を編集
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