内容説明
深く透明に沈潜する晩年意識。だが伊丹公子の詩性は枯れることを知らぬ。本書、第13句集に至り、いよいよ濃密化するその永遠性。口絵に収載の「写俳」コラボレーションも見事。
目次
写俳の頁
桜と薔薇
雹降る夜
能登
客家土樓にて
阿檀の島
春
珊瑚と榕樹
関帝廟
テーマ別私の一句〔ほか〕
著者等紹介
伊丹公子[イタミキミコ]
1925年4月22日、高知市に生まれる。尼崎市民芸術奨励賞、第19回現代俳句協会賞、半どんの会芸術賞を受賞。日本文藝家協会会員。「青群」会員。神戸新聞文芸・俳句選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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