内容説明
平成元年から平成十年初頭までの作品のうち三百十三句を選び、第一句集とした。過半は最近二年間の作である。その間、所属する『豈』の同人代表であった摂津幸彦氏が亡くなったことは、作句の上に影響を与えていると思う。“ウルトラ”はもとより“超”とか“過激な”を意味する接頭辞・形容詞だが、集名とするにあたって特に念頭にあったのは、フランス王政復古期の極右反動の一派“超王党派”。これは大革命以前へ時間を逆戻りさせようと目論見、かえって七月革命を招いた貴族・聖職者たちで、天晴れな現実無視と時代錯誤の精神の持ち主だった。その名を借りて自ら馬のはなむけとした。
目次
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春季
夏季
秋季
冬季
雑



