内容説明
さやさやと流れるものの後を追う涙と気づくまでのしばらく、ゆっくりと深まってゆく秋のなかホテルというは曖昧な船、対話する樹々の向こうに吊られいることばではないものたちが見ゆ。Yに集うことばたち。90年代後半の鞄に詰まっている、たくさんのもの/こと。
目次
風が来ている
モアモアの島
小さな声で
わたくしは立つ
トッテンカポラ
雲を買うため
boyの群れは
彼方の組織
梅雨の入り口
ほんほん叩く〔ほか〕
さやさやと流れるものの後を追う涙と気づくまでのしばらく、ゆっくりと深まってゆく秋のなかホテルというは曖昧な船、対話する樹々の向こうに吊られいることばではないものたちが見ゆ。Yに集うことばたち。90年代後半の鞄に詰まっている、たくさんのもの/こと。
風が来ている
モアモアの島
小さな声で
わたくしは立つ
トッテンカポラ
雲を買うため
boyの群れは
彼方の組織
梅雨の入り口
ほんほん叩く〔ほか〕