内容説明
じつは、この歌集が発売されるのと、ほぼ同時に、私は乳がんであることを宣告されました。五年生存率は六割という医者もありました。現在では、最善の治療をしても治る見込みは四割と言われております。そして、様々に悩んだ末、私は抗がん剤等の無理な治療はせずに、ただ野に咲く花が自然に芽吹き散ってゆくように、ありのままを受け止めて一瞬一瞬を懸命に生きてゆこうと努力することに決めたのでございます（後記より）。
目次
花と悲しみ
秋の静寂に
著者等紹介
宮田美乃里［ミヤタミノリ］
１９７０年１１月２３日、静岡市生まれ。大学では心理学を専攻する。在学中および卒業後、フラメンコ・ダンサーとしてイベント等に参加。フラメンコ・ダンス講師となるが、病気により現在は休職中
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