内容説明
藤富保男の詩を解く鍵は、人びとを思いがけない方向に指示を出し、別空間に住まわせる一種の魔術である。人びとはその「なぜ」を笑い、その不可知なペーソスに溺れるのである。
目次
コルクの皿
8月の何か
鍵られた部屋
正確な曖昧
魔法の家
是非の帽子
今は空
拾遺詩
風一つ
言語の面積
新聞紙とトマト
笑門
文字文字する詩
一体全体
山田
大あくび
やぶにらみ
サディ氏人相書付
文字の正しい迷い方
点
Whatnever
客と規約
第二の男
教俊三昧
誰
逆説祭
XIXpoems
一発
児童詩
未刊詩
著者等紹介
藤富保男[フジトミヤスオ]
1928・8・15東京小石川区(現文京区)茗荷谷に生まれる。1948・3・31東京外国語大学を卒業。1960・3・3現代詩人会(現日本現代詩人会)入会。1987・4・5日本文藝家協会の会員になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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