内容説明
本書の内容は、労働安全衛生法の内容(第1章~第12章及び付則)のうち、労働安全衛生法の適用を受ける事業場にとって必要な内容(事業者が講ずべき措置等)を基本とし、国の権限、援助等とともに、手数料、罰則、付則等については除外している。労働安全衛生法がどのように適用されるかを理解することができるように、通常、労働安全衛生法の解説書にはない、事業場の捉え方を始め労働安全衛生法の適用について、その基本となるポイントを労働基準法との関連も含めて説明している。
目次
労働安全衛生法の適用
「労働安全衛生のための環境・基盤整備」関係
「事業場における労働災害防止対策」関係
「特定業種の事業に関する特別規制」関係
「労働者の義務」関係
「安全・健康・快適職場づくりの推進」関係
著者等紹介
小野宏逸[オノヒロイチ]
1942年北海道(小樽市)に生まれる。1966年北海道大学理学部物理学科卒業。同年労働省に入り、奈良労働基準局監督課長、在韓国日本大使館一等書記官、北海道労働基準局安全課長、労働省労働基準局安全衛生部計画課企画官、鳥取労働基準局長、千葉労働基準局長、労働省労働基準局安全衛生部化学物質調査課長等を経て、1998年退職。同年中央労働災害防止協会に就職、常任理事・技術支援部長を務めた。現在、社団法人日本保安用品協会専務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。