目次
第1章 繰り返される事故
第2章 事故事象の見直し
第3章 リスクマネジメントの発想
第4章 ヒューマンファクターの分析
第5章 安全文化の構築
第6章 実習編
著者等紹介
石橋明[イシバシアキラ]
1939年生まれ。中央大学法学部卒。南カリフォルニア大学航空安全管理課程修了。海上自衛隊飛行幹部を経て、1969年全日空入社。1972年機長。同社において、主として安全管理業務に従事。YS‐11、B737、L‐1011、B767型機などにおよそ19,500時間乗務し、1999年12月退職。1981年に航空運航システム研究会設立に参画。1995年から早稲田大学大学院人間科学研究科で6年間ヒューマンファクターを研究、1998年恩師やパイロット仲間と有限会社日本ヒューマンファクター研究所を設立、研究開発室長兼事務局長。日本人間工学会、計測自動制御学会、日本航空宇宙学会、ヒューマンインターフェース学会、米国航空宇宙医学会などの学会員、航空運航システム研究会事務局長。航空保安大学校講師。東海大学海洋学部講師。神奈川航空少年団副団長。1997年交通栄誉章緑十字銅章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
74
著者は自衛隊を経て長年全日空の機長を務めた後、安全管理業務を行った方。タイトルの通り、いくつかの安全対策を施しても、やはりヒューマンエラーは繰り返される。起こった事故はある意味では仕方がない、大切なのは同じ、あるいは類似の事故をいかに防ぐかだ。そのためには事故の科学的な解析が必要になるが、その手法について具体的に書かれている。トヨタで進めている「なぜなぜ分析」などもその一つ。事故が起こった理由を、何故?何故?と突き詰めていくことで本当の理由が見えてくる。2021/06/17
ことよん
1
10年以上前の本なのに、書かれた事例がついこの間のよう。2016/05/16
HaruNuevo
0
この手法、実用的なのかどうかかなり疑問。参考程度にしておこう。2020/03/25