出版社内容情報
介護福祉士誕生の背景など、介護従事者の現在に至る歴史的変遷をたどりながら、超高齢社会の日本の医療・介護の現状と将来予測を踏まえて、医療・介護連携における介護福祉士への期待を提言する1冊。多職種連携において発揮される介護福祉士の役割も事例で紹介している。
目次
第1章 超高齢社会日本の医療・介護領域将来予測(人口・財政からみた将来予測と課題;将来予測に対する方向性;これからの「介護」に対応するためのマンパワー)
第2章 介護従事者の基本的理解と介護福祉士誕生の背景(介護に従事する者とは;国家資格「介護福祉士」誕生の背景・経過と未来への期待)
第3章 介護従事者の現在にいたる歴史的変遷(介護保険制度開始以前の介護従事者;介護保険制度開始からの10年―なぜ介護の仕事は3Kになったのか;介護従事者の社会的機能・求められる役割の変化の理想と現実;介護福祉士が「介護福祉実践」で創り上げてきたもの)
第4章 医療・介護連携における介護福祉士への期待(多職種チームケアで介護福祉士がになうべき役割;認知症の本人とともに、暮らしやすい地域をつくる)
第5章 多職種連携において発揮される介護福祉士の役割(介護福祉士の役割と機能とは;介護福祉士の実践事例;介護福祉士のさらなる実践力向上をめざした認定介護福祉士の創設)