出版社内容情報
なぜ定期的に痛ましい事故は起きてしまうのか――。本書では、保育・教育施設における学校体育・スポーツ事故を膨大なデータから科学的に検証し、体育や部活動、校外学習等を安全に実施し危険を回避するために教員はどう取り組めばよいのか、具体的な提案を行う。
目次
第1章 どうして学校体育・スポーツ事故は繰り返されるのか
第2章 学校体育・スポーツ事故の現状と事故予防(1)―科学的な実験・検証・データ分析をした8事例(サッカーゴールの転倒事故;ムカデ競走の事故;組立体操の事故;野球の事故;水泳の事故 ほか)
第3章 学校体育・スポーツ事故の現状と事故予防(2)―事故データを詳細に分析した12事例(施設・運動場等の複数同時使用に関連した事故;公道でのスポーツ事故;海・湖・川・水路/ハイキング・遠足での事故;乳幼児(0~6歳)の事故
熱中症に関連した事故 ほか)
第4章 学校安全のための安全知識循環システム―発達段階の児童生徒のための環境デザイン
第5章 報道の現場から
著者等紹介
望月浩一郎[モチズキコウイチロウ]
弁護士・日本スポーツ法学会事故判例研究専門委員会前委員長
山中龍宏[ヤマナカタツヒロ]
小児科医・NPO法人Safe Kids Japan理事長
菊山直幸[キクヤマナオユキ]
元中学校長・公益財団法人日本中学校体育連盟参与・前専務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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