出版社内容情報
看護師国家試験出題基準に追加された「共同創造<コプロダクション>」。本書では定義等の解説とともに、その考え方に基づいたオリジナルのアセスメントシート・計画表等を収載し、看護過程の進め方やコプロダクション看護計画の作り方、具体的な実践事例の展開を紹介する。
内容説明
リカバリーを意識し、ストレングスモデルに基づいた実践を行うためのラストピース「コプロダクション“共同創造”」これからの精神看護に欠かせない知識・技術を、事例と計画シートとともに紹介する。
目次
第1章 コプロダクション型精神看護過程を実践するための基礎知識(はじめに―コプロダクションと既存の理論モデルとの関係性;リカバリー―看護によって促進するクライエントのアウトカム;ストレングスモデル―クライエントのリカバリーを促進するためのスタンス ほか)
第2章 コプロダクション型精神看護過程(コプロダクションとは;コプロダクションの基盤となる考え方と運用ルール;コプロダクション型精神看護過程の展開 ほか)
第3章 実践活用事例(事例1:統合失調症の治療で入院中のBさん;事例2:双極2型障害、市販薬の使用障害の治療で入院中のCさん;事例3:うつ病/大うつ病性障害の治療で入院中のDさん ほか)