出版社内容情報
■本質をつかんだやさしい解説■
障害者福祉のやさしい入門書。過去の経緯を押さえつつ、多岐にわたる現行制度を丁寧に読み解いていきます。
立法担当経験者の見地から端的にまとめられた解説が特長の新しいタイプの入門書です。
■誰のため、何のための法制度か■
本書のテーマである法制度の解説については、簡潔・明瞭な記述となるよう努めるとともに、法律に込められた関係者の想いを伝えるエピソードを織り交ぜました。
誰のため、何のための見直しか。誰のための、どのような仕組みか。制度・法律の仕組みと背景を結び付けることで、学びが深まる構成となっています。
■最新の改正を踏まえ、多岐にわたる関係法律をわかりやすく解説■
障害者総合支援法や児童福祉法のほか、障害者差別解消法、医療的ケア児支援法、読書バリアフリー法など、多くの関係法律を取り上げています。
また、制度の現状はもちろん、令和6年4月施行の改正法の概要や今後の展望も掲載。この1冊で制度の全容をつかむことができます。
【主な目次】
はじめに
第1章 障害者福祉の法律の歴史
第2章 障害者福祉の法律の現状
第1節 障害者総合支援法及び児童福祉法
第2節 その他の法律
第3章 令和4年改正法
第4章 今後の展望
おわりに
【著者情報】
矢田貝泰之(やたがい やすゆき)
前厚生労働省障害保健福祉部企画課長
目次
第1章 障害者福祉の法律の歴史(全体像;戦後から、施設中心の保護政策(昭和24年~昭和60年代) ほか)
第2章 障害者福祉の法律の現状(障害者総合支援法及び児童福祉法;その他の法律)
第3章 令和4年改正法(法改正の経緯;改正法の内容;障害者等の地域生活の支援体制の充実;障害者の多様な就労ニーズに対する支援及び障害者雇用の質の向上の推進;精神障害者の希望やニーズに応じた支援体制の整備;難病患者及び小児慢性特定疾病児童に対する適切な医療の充実及び療養生活支援の強化;障害者福祉サービス等、指定難病及び小児慢性特定疾病についてのデータベースに関する規定の整備;その他;審議経過等)
第4章 今後の展望(よりよい制度を目指して;地域移行・地域生活の支援;就労の支援;障害児支援におけるインクルージョンの実現;特に支援が必要な者への対応;軽度の知的障害・発達障害の者への対応;人材確保など、その他の課題)
著者等紹介
矢田貝泰之[ヤタガイヤスユキ]
神奈川県出身。平成7年旧厚生省入省。厚生労働省社会・援護局保護課長、子ども家庭局保育課長、障害保健福祉部企画課長、大臣官房参事官(人事担当)等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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