見直そう!保育現場の「なぞルール」―「あたりまえ」から抜け出せば、子どもはもっとのびのび育つ

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見直そう!保育現場の「なぞルール」―「あたりまえ」から抜け出せば、子どもはもっとのびのび育つ

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784805889183
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C3037

出版社内容情報

一見何の問題もなさそうな、保育現場の「あたりまえ」。
その保育、ホントに大丈夫ですか?

 「クラス活動はみんな一緒に一斉に」「歌は大きな声で元気よく」「乳児と幼児は時間と空間を分ける」「けんかは『ごめんね』『いいよ』で解決」「片づけをしてから次の遊び」「給食を残さず食べたらほめる」「展示する作品は差が出ないようにする」……。
 一見何の問題もなさそうで、むしろ望ましいかのようにみえるこれらの保育の姿。
しかし、本当にそうでしょうか? 思い返してみると、「これまでこうやってきた」からと、漫然と行ってしまっていることが大半なのではないでしょうか。
 本書では、そうした「根拠や理由が明確でないにも関わらず、伝統的にくり返し行われる行為やルール」を“なぞルール”として取り上げ、そのルールの背景や何が問題なのかを示し、必要に応じて、見直し変えていくための視点や方法、工夫を紹介しています。

【主な目次】
Part1 保育活動のなぞルール
①クラス活動はみんな一緒に一斉に/②歌は大きな声で元気よく/③行事の後は思い出画を描く/④絵の具は必要な色だけ準備する/⑤5歳になったら竹馬チャレンジ/⑥園行事に不可欠
Part2 遊び時間のなぞルール
⑦「遊び」も時間内に終わらせる/⑧乳児と幼児は時間と空間を分ける/⑨コーナーの玩具は持ち出し禁止/⑩ブランコは10数えたら交代/⑪片づけをしてから次の遊び/⑫凧あげ、コマ回しは1月の遊び/⑬けんかは「ごめんね」「いいよ」で解決
Part3 生活におけるなぞルール
⑭クラスの1日は朝の会からスタート/⑮活動前にはトイレタイム。並んで順番に/⑯給食を残さず食べたらほめる/⑰眠くない子どもも全員でお昼寝タイム/⑱できたことを言葉でほめて伸ばす/⑲色分けは、男の子は青系、女の子は赤系に
Part4 保護者を意識したなぞルール
⑳どの子どもにも同じ経験をさせる/?ドキュメンテーションはクラス全員をのせる/?展示する作品は差が出ないようにする/?連絡帳は、とにかく記入して返す/?保育参観はいつも通りの保育を行う
Part5 保育者の役割・考え方のなぞルール
?楽しい遊びを提供するのは保育者の役割/?主体性を育むには手や口を出さず見守る/
?積み上げたい経験を何よりも大切にする/?壁面装飾は保育者の手作りで/?乳児から幼児への進級接続は3月/?保育もPDCAでまわす


【著者情報】
石井章仁(いしい・あきひと)
大妻女子大学家政学部児童学科准教授
大学卒業後、学童保育指導員、保育士を経て、東京家政大学大学院修士課程修了。その後、東京YMCA社会体育・保育専門学校専任教員、城西国際大学福祉総合学部福祉総合学科助教、千葉明徳短期大学保育創造学科教授等を経て現職。
著書に『エピソードでわかる! クラス運営に役立つスキル』(中央法規出版)などがある。

内容説明

園でフツーに行われている保育の数々。「なぜ?」を改めて考えると、保育がきっと変わります!

目次

1 保育活動のなぞルール(クラス活動はみんな一緒に一斉に;歌は大きな声で元気よく ほか)
2 遊び時間のなぞルール(「遊び」も時間内に終わらせる;乳児と幼児は時間と空間を分ける ほか)
3 生活におけるなぞルール(クラスの1日は朝の会からスタート;活動前にはトイレタイム。並んで順番に ほか)
4 保護者を意識したなぞルール(どの子どもにも同じ経験をさせる;ドキュメンテーションはクラス全員をのせる ほか)
5 保育者の役割・考え方のなぞルール(遊びを提供するのは保育者の役割;主体性を育むために手や口を出さずに見守る ほか)

著者等紹介

石井章仁[イシイアキヒト]
大妻女子大学家政学部児童学科准教授。大学卒業後、学童保育指導員、保育士を経て、東京家政大学大学院修士課程修了。その後、東京YMCA社会体育・保育専門学校専任教員、城西国際大学福祉総合学部福祉総合学科助教、千葉明徳短期大学保育創造学科教授等を経て現職。現在、複数の保育所、認定こども園、幼稚園で園内研修を定期的に行っている。令和3年度厚生労働省「地域における保育所、保育士等の在り方に関する検討会」構成員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ネギっ子gen

52
【園の保育を形式的にせず、常に難問を持ち考え続けることで、保育が新しくなる】保育者自らが保育現場の“なぞルール”(「園行事は不可欠」「コーナーの玩具は持ち出し禁止」「眠たくない子どもも全員で午睡」など)を見つけ、見つめ直し、必要に応じて変えていくことの大切さを伝える書。<とはいえ、一見もっともらしい理由がある場合や保護者が求める場合もあり、変えることが難しいのも事実です。/保育者が自身の園の“なぞルール”に気づき、それを子供や保護者目線で課題として取り上げ、組織的に改善できるようになればと願います>と。⇒2024/12/03

かおりん

21
そうそう。謎ルールはありすぎるほどある。でも要求されることは雇用される身からしたら従うしかない!子どもが主体的に遊び学ぶ環境は集団の中では難しい。謎ルールを抜粋。歌は大きな声で元気よく。行事のあとは思い出画を描く。園行事は不可欠。コーナーの玩具は持ち出し禁止。片づけをしてから次の遊び。活動前にはトイレタイム。眠くない子も全員で午睡。どの子にも同じ経験をさせる。できたことを言葉でほめて伸ばす。積み上げた経験を何よりも尊重する。2023/10/03

ことり

2
自分にもあてはまると思うものをメモ。時々見返して、日々の自己評価の参考にしたい。2024/06/30

のり

1
常に念頭には、子ども主体を。こちらの都合にならないように。2024/05/11

mizk

1
◯保育者や保護者のためのルールになってないかは見直す必要がある(親でも同じ)2024/04/09

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