出版社内容情報
研究領域が拡大・細分化する現代社会福祉学の分析枠組を再構築することを目指し、社会福祉学の存在価値を問う。社会福祉の歴史を資本主義の発展過程と結びつけて時期区分を整理。現代社会福祉の基軸・形成過程・展開・諸問題を最前線で活躍する社会福祉学者達が鋭く論説する。
目次
第1部 現代社会福祉分析の基軸(社会福祉の基盤としての現代社会;社会福祉における社会権と市民権の交錯 ほか)
第2部 現代社会福祉の形成過程(戦時厚生事業の歴史的意義「再考」;社会福祉の戦後改革 ほか)
第3部 現代社会福祉の展開(現代社会福祉の分析視点;高齢者と現代社会福祉 ほか)
第4部 現代社会福祉の諸問題(子どもの権利擁護;社会福祉情報の提供と利用―非対称性の克服 ほか)