内容説明
ひきこもりが起こるメカニズムから、本人の“凍ったこころ”をとかすための具体的な方法までが分かる。その成果が全国から注目される、山口県宇部市での著者の実践(山根モデル)から生まれた親・家族の対応ガイドブック。
目次
序章 ふらっとコミュニティを訪れた4人のこれまで
第1章 ひきこもりのメカニズムや生きづらさを理解しよう
第2章 「対話」のあり方について理解しよう
第3章 問題と感じる行動(暴力など)を振り返り、その対応法を理解しよう
第4章 ポジティブコミュニケーション・好ましい行動を増やす方法を理解しよう
第5章 先回りをやめて、子どもとしっかり向き合う方法を理解しよう
第6章 これからの対応法を一緒に考えよう
第7章 ここまで学んだことを家庭で実践するためのポイント
終章 ふらっとコミュニティで変わった4人のそれから
著者等紹介
山根俊恵[ヤマネトシエ]
山口大学大学院医学系研究科保健学専攻教授。NPO法人ふらっとコミュニティ代表。看護師、介護支援専門員(ケアマネジャー)、精神科認定看護師、認知症ケア専門士の資格を持つ。「心のケア」を専門としており、2005年にNPO法人ふらっとコミュニティを立ち上げ、地域において民家を借り、精神障がい者やひきこもり者の支援を行っている。2018年に「保健文化賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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明るい表通りで🎶
5
飛騨市図書館情報。2024/03/06
Go Extreme
2
ふらっとコミュニティを訪れた4人のこれまで ひきこもりのメカニズムや生きづらさを理解しよう 「対話」のあり方について理解しよう 問題と感じる行動(暴力など)を振り返り、その対応法を理解しよう ポジティブコミュニケーション・好ましい行動を増やす方法を理解しよう 先回りをやめて、子どもとしっかり向き合う方法を理解しよう これからの対応法を一緒に考えよう ここまで学んだことを家庭で実践するためのポイント ふらっとコミュニティで変わった4人のそれから2021/10/20
しゅんぺい(笑)
1
本人の嫌がることをしない、言わないっていうのが信頼関係の第一歩なんちゃうかと思った。その上で、言動の表面の部分にとらわれず、本音の部分を推測しようとすることと、こちらが正解やと思わずにありのままの相手と関わること。2025/05/05
ゆうか
1
ひきこもりに家族問題が大きく影響しているのは知っていたので、家族支援が重要なことは理解出来た。しかし、ひきこもり解消のためには家族問題解決が絶対であると言うのは賛成出来ない。また、親が変わればひきこもりはなくなる、薬を信じずにコミュニティの解決をすることが重要と断定するのも危険だと思った。2022/08/04
昌也
1
再読2022/01/25