まちづくりの福祉社会学―これからの公民連携を考える

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まちづくりの福祉社会学―これからの公民連携を考える

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784805881071
  • NDC分類 318.6
  • Cコード C3036

目次

序章 自立型コミュニティの構築へ
第1章 地域社会とコミュニティ
第2章 町内会・自治会とは何か
第3章 まちづくりのツールとしての地域通貨
第4章 まちづくりの実践事例
第5章 地域福祉における「新たな支え合い」を問う
第6章 市民民主主義に基づく福祉社会
第7章 21世紀のまちづくりへ

著者等紹介

杉岡直人[スギオカナオト]
北海道恵庭市出身。北海道大学大学院文学研究科博士課程中退後、1978年6月北海道大学助手、1981年4月北星学園大学専任講師・同助教授を経て1994年教授。2005年4月~2008年3月まで社会福祉学部長。2015年3月退職。2015年4月~2020年3月まで同特別専任教授。1990年代から北海道NPOサポートセンター、北海道NPOバンクに参加。その後、コープさっぽろ社会福祉基金の運営にかかわり、2015年3月~2020年2月まで札幌市オンブズマンとして務める。2020年3月より、まちラボSAPPORO(MLS)所長および農地所有適格法人株式会社ふるさとファームシニアアドバイザー。農業の共同化を地域社会の連帯性の研究として取り組み、家族社会学の研究を通じて親子関係・親族関係あるいは農村の親子契約・家族協定農業を調査研究のテーマとした。その後、地域通貨やNPOに関する実践的課題にかかわり、地域包括ケアシステムにおける有償ボランティアおよび障がい者・高齢者の就労のあり方について取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぷほは

5
法制度の変遷や活動事例を首尾よく押えており、現状の流れをつかむのに役立つ。また学術ディシプリン内部の専門用語もなく、1回生向けの課題図書として最適に思われる。ここからさらに、いかにマクロな社会理論に接続しうるかという関心を自分などは持つのだが、やはりひところ流行った新自由主義批判的な言説を繰り返すことにそれほど知的な興奮は得られそうにない。利害関係者が青少年と高齢者にまで拡大したことによる福祉国家から福祉社会への転換において、サステナブルかつフレキシブルであることの必要条件を探っていく方向性が暫定的かと。2021/03/13

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