内容説明
人間関係によるストレスで体調不良や離職につながる保育者は多い。本書では職員同士、保護者との人間関係によるストレスに焦点を当て、その対処法を考える。
目次
第1章 保育者を取り巻く現状とストレス(続けたくても続けられない―保育者不足の現状と要因;保育者のストレス―さまざまな負担が保育の質を脅かす ほか)
第2章 保育における感情労働(保育者の感情労働―保育者の専門性であり、ストレス要因でもある;保育者の感情リテラシーの重要性―感情の役割と、感情を健やかに保つ重要なスキル ほか)
第3章 職員との関係におけるストレスとその対処法(「初任保育者」いろいろ聞きたいけれど、誰に聞いたらいいの?;「初任保育者」できなくて当たり前というけれど… ほか)
第4章 保護者との関係におけるストレスとその対処法(「若手保育者」いじめと遊びの境界線はどこ?;「若手保育者」子育てについては全部、園にお任せなの? ほか)
第5章 保育者のストレス対処とキャリアデザイン(ストレスとうまくつきあおう―ストレスとその対処法;自分の体の声を聞こう―「今ここ」の身体感覚に注意を向けるマインドフルネス ほか)
著者等紹介
砂上史子[スナガミフミコ]
千葉大学教育学部准教授。専門は保育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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