内容説明
利用者に心地よく、安全な介護を提供するためには、単なる技法だけでなく、「感覚を駆使してかかわる」ことも大切です。介護実践にあたっての、視覚・聴覚・触覚、そして手足の位置や動きを感じる深部感覚、バランスや速さを感じる平衡感覚の有効な活かし方を解説。実践事例とともに、「新感覚介助」を提案します。
目次
基礎編(利用者に心地よい介護技術とは;感覚と介助;視覚と介助;聴覚と介助;触覚と介助;重さと介助)
実践編(軽度者の移乗介助―手足を活かす技術;中等度者の移乗介助―動きをつくる技術;重度者の移乗介助―骨肉を活かす技術;現場ですぐに応用できる事例)
著者等紹介
安藤祐介[アンドウユウスケ]
1984(昭和59)年、静岡県焼津市に生まれる。健康科学大学を卒業し、作業療法士免許を取得。2007(平成19)年、介護老人保健施設ケアセンターゆうゆうに入職。介護経験を経た後、認知症フロアに配属される。2011(平成23)年から、介護技術や認知症ケアをテーマとしたセミナー講師を務めるようになり、現在は「介護」と「学ぶ楽しさ」を融合した『ケアテイメント型』の講義を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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