マンガでわかる介護リーダーのしごと

三好 貴之【著】/國廣 幸亜【漫画】

中央法規出版（2014/05発売）

• サイズ A5判／ページ数 157p／高さ 21cm
• 商品コード 9784805850305
• NDC分類 369.26
• Cコード C3036

内容説明

介護リーダーに任命された豊田美樹。雑務が少し増えただけで、手当がつくなんておいしい仕事と思っていたある日、「介護リーダーがリーダーらしいことをしないから、私たちも仕事をしません」とスタッフが誰も出勤してこない事件が発生。もう面倒なことにはかかわりたくないと、辞表を持って事務所に行くと、謎のイケメン事務員・小早川淳史に「何も学ばずに逃げるのか？」と言われ、リーダーシップについて学ぶことに―。仕事が変わる！リーダーの考え方。

目次

リーダーシップの考え方
目的と目標の考え方
役割・仕事の明確化
リーダーのコミュニケーション術
納得を作り出す会議手法
リスク対策の考え方と取り組み方
人材育成（研修編；新人教育編）
職員のモチベーションアップ術
利用者を中心とした介護へ

著者等紹介

三好貴之［ミヨシタカユキ］
株式会社メディックプランニング代表取締役経営コンサルタント／作業療法士。株式会社楓の風リハビリテーション颯ＦＣ事業部スーパーバイザー。株式会社保健・医療・福祉サービス研究会リハビリテーション事業講師。専門は、人材育成・業務改善からの経営戦略立案で「人と業績を同時に伸ばす」をモットーに多数の病院・介護施設のコンサルティングを実践中。その手法は、自らも現場のセラピストとしてリハビリテーション業務を行いながら、同時にリハビリテーション部の部署マネジメントから病院・施設全体の経営管理を行うことで業績アップに導いている。特に近年は、リハビリを強化したなかでの医療―介護連携モデルを提唱し、年間１０００名を超える医師・看護師・理学療法士・作業療法士・介護職など病院・介護施設の管理者へのマネジメントやリーダーシップに対する指導とアドバイスも行っている

國廣幸亜［クニヒロユキエ］
マンガ家。介護福祉士。１９７６年５月９日大分県生まれ。１９９８年講談社ＢＥ・ＬＯＶＥ誌上にて「ささら」でデビュー。現在、介護福祉士として働きながら創作活動を続ける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[にゃんこ]

リーダーという仕事って、どんな業種でも同じ…なのかもしれない。 まだまだ新米で、役に立ってるのか不安だらけの日々だけれど、この本は参考になるところはいっぱいあるし、考え方や捉え方とかがすごくわかりやすくて、読んで良かったと思える本。

2017/01/15

[ゆうみい]

(介護職でもリーダーでもないのですが)頂きものにつき、さらさらっと読んでみる、と、マネジメント本と捉えれば読者は選ばない。悪くいうとよくある本。ただ、介護職員をターゲットに据えた点にブルーオーシャン感(全然詳しくないだけで既に開拓されてるかもですが)。介護の現場の仕事から会社のマネジメント側まで出世した人も増えてきただろうので。↓に熱意ある介護職(?)さんの感想があって応援したくなります。この本もそういう人に届くといいなあ▼ただ、介護の本って売れないんだよなあ……どうPRするか、版元の力が試されます。

2020/10/10

[綾瀬ちかこ]

介護の現場でまとめ役になった美樹が奮闘し、最後には認められるようになるサクセスストーリー。ご都合主義なところはあるけれど、『目的と目標の考え方』など別の業種でも生かせそうなことがちらほら。漫画なので気楽に読めます。

2016/02/04

[luckyair]

介護をテーマにしているが、リーダーとしてどうチームや組織力の向上に努めていくかという内容。まずまず解説ページもある。PDCAサイクルの所で実際にあるなと思ったのは、プロジェクトが決めたのに始まらない、またはいつの間にか終わるというもの。原因は「評価」がないこと。計画の段階でチェックする日を設けておき、「誰か」ではなく「なぜ」の原因追及を行うことが大切。長期戦となる業務改革において、評価によって計画の善し悪しを一つずつ明確にしておけばスタッフのモチベーションを維持するのに効果的である。★★★

2017/12/16

[nokonokoi]

読みやすく参考になった。一般のリーダー論を自分なりに置き換えてやってきたけど、これはわりと福祉現場に適したことが書いてあった。サンキュースマイルキャンペーン。楽しい研修にするために、ボールじゃなくフォームを変えること。ボールは伝えるべき内容、フォームは伝え方。

2016/05/31