内容説明
格差社会においてますます顕著になっている弱者の社会的排除。本書は、縦割りの施策ではもはや対処仕切れないさまざまな問題に対し、ソーシャル・インクルージョンを基軸に、理論と実践の両面から提言を行っていきます。
目次
第１部 ソーシャル・インクルージョンの理念と政策課題（ソーシャル・インクルージョンと人権政策；ソーシャル・インクルージョンと福祉政策；ソーシャル・インクルージョンと労働政策 ほか）
第２部 まちづくりの実践（金沢市―地域福祉の拠点、善隣館；野宿生活者（ホームレス）
同和地区再生 ほか）
第３部 鼎談―ソーシャル・インクルージョンの考え方とわが国における展開
補論（「社会的排除‐包摂」とは何か―概念整理の試み；日本における社会的排除指標の構築と計測）
