地球環境危機を前に市民は何をすべきか―レッド・スカイ・アット・モーニング

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  • サイズ A5判/ページ数 295p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784805845608
  • NDC分類 519
  • Cコード C3036

内容説明

1970年代に国内環境対策に成功したアメリカは、どうしてその後の地球環境問題への対応に失敗したのか。かつて大統領諮問委員会報告『西暦2000年の地球』をまとめた著者が、第一線での経験談を交えながら問題点を整理。いま市民に求められる行動を呼びかける。

目次

第1部 環境問題がグローバル化した…(痛手を受けた世界;エデンの園で失われたもの ほか)
第2部 …そして世界は対応した(地球環境ガバナンスにおける最初の試み;失敗の解剖学)
第3部 根本的な問題に直面して(環境悪化の一〇の要因;グローバル化と環境)
第4部 持続可能な社会への移行(根本原因に取り組む;「良いガバナンス」に真剣に取り組む ほか)

著者等紹介

スペス,ジェームズ・グスタフ[スペス,ジェームズグスタフ][Speth,James Gustave]
1942年米国サウスカロライナ州生まれ。1964年イェール大学政治学科を卒業、オックスフォード大学で経済学を学び、イェール大学ロースクールを1969年に卒業。イェール大学ロースクール教官や友人たちと共に自然資源防衛委員会を1970年に設立。1977年カーター大統領環境問題諮問委員会委員に指名され、1979年に委員長に就任。1980年に『西暦2000年の地球』を公表、世界各国で大きな反響を呼び、150万部販売された。1982年に民間非営利の政策研究機関世界資源研究所(WRI)を設立。1992年末にはクリントン政権誕生に向けて設置された「自然資源・エネルギー・環境」移行チーム長を務める。1993年に、国連開発計画(UNDP)の総裁に就任。国際国連開発グループ(UNDG)初代会長。1994年『人間開発報告書』では、「人間の安全保障」の概念を提唱。1999年にイェール大学森林環境学部長に就任

浜中裕徳[ハマナカヒロノリ]
1944年東京生まれ。東京大学で都市計画学を専攻した後、1969年厚生省公害部公害課に入省。1990年、環境庁に地球環境部が設置されると、同部の初代企画課長に就任。1995年、地球環境部長に就任し、気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)日本招致、COP3議長国として京都議定書交渉に尽力。2001年、環境省が設置されると初代地球環境局長に、さらに同年、初代地球環境審議官に就任。1995年に地球環境部長に就任。2004年に地球環境審議官を退職。2004年秋、慶応義塾大学環境情報学部教授
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