内容説明
座る、立つ、はさみ、鉛筆、鉄棒、ボール投げ…、教室・家庭でできる「苦手」へのサポート方法が満載。
目次
序章 「苦手」を「できる」に変えるために
第1章 基本の動作が苦手(座るのが苦手;立つのが苦手 ほか)
第2章 手先の動きが苦手(鉛筆で書くのが苦手;はさみで切るのが苦手 ほか)
第3章 運動が苦手(走るのが苦手;マット運動(前転)が苦手 ほか)
第4章 その他の苦手(肥満でしゃがむ、すばやく動くのが苦手;ケガしやすい(転ぶ、ぶつかる))
著者等紹介
笹田哲[ササダサトシ]
北海道生まれ。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部リハビリテーション学科作業療法学専攻准教授。保健学博士。作業療法士として学校に訪問し、子どもたちの学習支援に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tan_keikei
2
教職員に向けて書かれた本ですが、体の動かし方に不器用さがあるお子さんの保護者にとっても有用な本だと思います。座る、立つから始まり、書字、箸つかい、ピアニカ、リコーダー、縄とび、鉄棒、跳び箱と、細かな運動から体全体を使った運動まで、つまずきの見られる子への指導方が書かれています。動きを分解したうえで指導のポイントわかりやすく解説し、遊び感覚で行えるトレーニングを紹介しています。教える側、教えられる側にとってもストレスのない方法がたくさんあり、子供も大人も楽しみながら行えそうです。2013/12/15
KEI
0
苦手な動きに必要な機能を4段階に分けて説明、段階に合わせたいろいろな練習が紹介されていて、少しずつ取り入れてみたいです。レベルに応じた練習をする。できた結果ではなく動きの様子を見て苦手を判断する。体の仕組みを知り、的確な指導をする。 座る、立つ、鉛筆で書く、コンパスを使う、走るのが苦手、ボールを投げるのが苦手、なわとびが苦手など。2017/09/22
ひゆり
0
教育関係を志す人には是非読んでいただきたいと思った。苦手とする動きの要素レベルまで分析して、それが補える動きを身近な道具で編み出している。2014/04/16
pocky
0
写真で動きがイメージしやすい。取り入れやすい動きがたくさん。2020/12/29