喜怒哀楽でわかる認知症の人のこころ

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  • サイズ A5判/ページ数 183p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784805832967
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C3036

内容説明

喜び、誇り、希望…怒り、疑い、くやしさ…不安、悲しさ、申し訳なさ…楽しさ、親しさ、ここちよさ…認知症の人の思いがもっと見えてくる。

目次

序章 認知症の人のこころの世界
第1章 認知症の人の喜
第2章 認知症の人の怒
第3章 認知症の人の哀
第4章 認知症の人の楽
終章 認知症の人の世界を支えるために

著者等紹介

松本一生[マツモトイッショウ]
松本診療所ものわすれクリニック院長、元大阪人間科学大学教授(2005.4‐2010.3)。老年精神医学と介護家族のケアが専門

松本章子[マツモトアキコ]
松本診療所ものわすれクリニック前院長。腹腔内のがんを患いながら、85歳となった今も認知症の人と家族の診療を続ける臨床医

升山弘子[マスヤマヒロコ]
松本診療所ものわすれクリニック社会福祉士、カウンセラー。松本診療所のソーシャルワークを担当するスペシャリスト

長屋貴美子[ナガヤキミコ]
松本診療所ものわすれクリニック研究員。松本診療所の外来で、認知症の人と家族を支えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猿谷透

0
大阪で認知症専門クリニックとして有名であり、草分け的存在である著者が認知症のわかりやすい解説と寄り添い方を家族や介護職向けに書いている。認知症といえば、物忘れの病気であると思われているが、知覚や表現や感情にも多くの障害をもたらされる。精神科医である著者は認知症の人のこころに着目して、それを喜怒哀楽に分けて実例豊富に説明している。病気だから仕方が無いと木で鼻をくくったような態度を取らず、認知症を生きる人の置かれた立場に即して理解を試みている。2014/07/02

こぶた

0
★★★★ 自分の世界が明らかに狭くなっていくのがわかるのは、ものすごくつらいことだと思う。そのつらさ、その中での救いとなる気持など具体的で参考になった。この本に出てくるような気持のよいお医者さん、ケアマネージャばかりでないだろうし、やはり不安な問題だが。2013/10/07

ko_sakaba

0
認知症の人を主体として考える、この「まなざし」がなければ、おそらく認知症の人や家族のこころは永遠に理解できないだろう。自分の何らかを犠牲にして、一生懸命に本人や家族のために頑張っている支援者を一番理解してくれているのは、同僚や上司でもなく、認知症の本人なのかもしれない。これからも腐らずに支援を続けていきたい。2012/07/09

Madochan

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認知症の方の心がとてもわかりやすく書かれています!「怒り」「悲しみ」「不安」などなどたくさんの感情や症状別に書かれている点や実際のケースを書いてくださっている点がとても参考になり、読みやすいです。認知症の方々に寄り添うような思いやりのある言葉で書かれていることも読んでいて心地良い点でした。認知症の方々を理解する上でとても良い本だと思います。今でも大切に持っています。2021/10/22

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