内容説明
利用者の「潜在的な力を引き出す」視点に基づく介助技術を徹底解説。起居動作、移乗動作、移動動作の基本の動作介助をはじめ、利用者特性に応じた応用のしかたや「狭い送迎バス内での移動」「立位が全くとれない人の入浴介助」など、よくある介助の疑問にも丁寧にこたえる。
目次
第1章 介助の基本(介助の基本的な考え方;介助の基本原理・原則)
第2章 潜在力を引き出す介助(利用者の状態把握のポイント;起居動作の介助;移乗動作の介助;移動動作の介助)
補章 よくある介助の素朴な疑問(利用者の拘縮を防ぐためには。;体位変換はなぜ大切なのか。;拘縮がある利用者の足は、下に向けたままでよいのか。;指が開きにくい利用者の指を、どう無理なく開くか。 ほか)
著者等紹介
田中義行[タナカヨシユキ]
理学療法士。現在、介護老人保健施設港南あおぞら(横浜市港南区)の医学マネージメント部部長として、施設全体のスキルアップと多職種連携を推進している。家庭介護者への相談支援や地域の介護保険施設での定期的な勉強会や研修会活動において、介助の実際を目で見えるかたちでわかりやすく伝えることに力を入れる。城西国際大学福祉総合学部非常勤講師、拘束廃止研究所副所長、神奈川県リハビリテーション協議会委員、かながわ高齢者保健福祉計画評価・推進等委員会運動器の機能向上部会委員、神奈川県老人保健施設協会リハビリテーション部会部会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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