- ホーム
- > 和書
- > 教育
- > 特別支援教育
- > 知的障害・発達障害等
目次
第1章 自閉症とは(「障害」か「個性」か;自閉症スペクトラムの症状;自閉症スペクトラムに関するその他の医学情報;自閉症スペクトラムとの区別や合併が問題になる障害)
第2章 発達の特性から育児を考える(コミュニケーションを育てる;社会的イマジネーション障害をどう支援するか;社会性の障害を補う技術;安定した毎日の暮らし(12のQ&A))
第3章 次にすること・考えること(相談すべき相手を見つける;きょうだい児がいるなら;最後にあなたに伝えたいとこと)
資料(自閉症スペクトラムに関連する用語の整理と診断基準;幼稚園・保育園への提出用しおり)
著者等紹介
吉田友子[ヨシダユウコ]
東京慈恵会医科大学卒。精神科医師。専門は児童精神医学。聖マリアンナ医科大学病院神経精神科、東海大学病院精神科、横浜市北部地域療育センター診療係長を経て、現在よこはま発達クリニック勤務。ペック研究所主宰。吉田クリニック顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴーたん
4
発達障害に関わる人は読んだらいいなと思う本でした。高機能自閉症、アスペルガーの子の特徴や接し方がよくわかります。個人的には障害をどう捉えるか、障害者の兄弟の接し方、障害を受けとめることについての著者の言葉があたたかく感じました。2010/11/10
さとう
2
良書。 "幸福な子ども時代をもつ人は一生だれにも奪えない力を手にしています。幼かったころの一つ一つの出来事は忘れてしまう日が来るかもしれないけれど、愛された記憶や満ち足りた時間の感触は胸に残ります。そんな子供時代はふりかえるたびに私たちを静かな力で満たしてくれます。子どもにどんな能力の不得手があったとしても、あなたはわが子に幸せな子ども時代を与えることができるはずです" "きょうだい児に一番望むことは、肉親として自閉症スペクトラムのきょうだいを好きでいつづけてくれることだと思います"2022/07/27
もも
2
障害と個性。療育は、今をより楽しくより便利により充実して暮らすためのアプローチ。コミュニケーションの欄は再読したい。2014/11/05
mamimami
1
最近は、マイペース過ぎたり、自由すぎる行動をすると、すぐに「障害」を疑われてしまう。個性なのか、障害なのか。でも、本人が生きにくさを感じなければ、それは個性なんだと思う。著者は、自閉症スペクトラムの子と健常の子とでは、文化が違うと書いている。子どもたちを取り巻く環境がもっと、おおらかになるといいのに。2015/04/18
むちむち丸
0
じぶんで話すほどには、相手の言った言葉はわからない。 友達と話すのが楽しみではない可能性がある。 など、知っているようでいて知らないことがたくさんあった。 分かりやすく書かれているので読みやすかった2016/11/22