シリーズcura<br> 脳科学と発達障害―ここまでわかったそのメカニズム

電子版価格
¥924
  • 電子版あり

シリーズcura
脳科学と発達障害―ここまでわかったそのメカニズム

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784805830086
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0047

内容説明

なぜ落ち着きがないのか?なぜコミュニケーションがうまくできないのか?なぜ文字の読み書きができないのか?―脳科学の進歩で、かつてはわからなかった発達障害の脳のメカニズムが明らかになってきた。そうした研究の中身を、第一線の医師・研究者が一般読者に向けてわかりやすく解説する。進歩著しい脳機能をイメージングの原理から、発達障害をもつ人々に現れるさまざまな特性と脳機能の関連、いま話題となっている最新の研究まで、脳科学の今と発達障害のメカニズムを知る格好のガイドブック。

目次

第1章 脳科学の誕生と脳機能イメージング(脳科学とは;脳機能イメージング)
第2章 脳機能から見た発達障害(発達障害とは;注意欠陥多動性障害(ADHD)
広汎性発達障害
学習障害(LD))
第3章 発達障害はどこまで解明されたか?(広汎性発達障害の脳科学;注意欠陥多動性障害(ADHD)の脳科学
学習障害(LD)の脳科学
発達障害と脳科学)

著者等紹介

榊原洋一[サカキハラヨウイチ]
お茶の水女子大学チャイルドケアアンドエデュケーション講座教授。医学博士。1951年東京生まれ。東京大学医学部卒業後、東京大学医学部講師、東京大学医学部付属病院小児科医長を経て、現職。小児神経学、発達神経学を専門として、発達障害児の医療に長年携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がりがり君

5
タイトルは脳科学と発達障害とありますが、脳科学の本と割り切って読んだ方がいいです。とはいっても著者は医学博士で小児科医であるので信頼は出来る。脳科学の発展の道具として発達障害を見てる気はするが、発達障害をおざなりにしてるのではなく、むしろ基礎となるだけにきちんと体系化している。発達界隈の人が読むと少しきつい所があるかもしれない。脳科学が発達障害を説明するのでなく、脳のカラクリを解き明かすために発達障害がTDとの差分として参照されているのだ、ということを知った。2021/01/10

ぞるば

1
電子版。興味深い内容でした。発達障害と脳の関係ということで、私からすると二段上ぐらいから始まっていましたが、意外に読みやすかったです。電子版はモノクロなので、「カラー口絵」を見ても脳のどの部分が活性化してるのか、ちっともわかりませんでした。やっぱり冊子体がいいな…残念。2015/10/07

DRYM_8

1
脳機能イメージング fMRI PET 自閉症 アスペルガー症候群 ADHD LD 各障害の特徴とそれによって生じる2次障害 など/難しい言葉遣いもなく、読みやすかったです。/P.132『(略)それに対して、自閉症の子どもや大人は、もともと紡錘回の機能が低下していたのではなく、幼少時から他人の顔のつくり(相貌)に関心がなかったので、その機能が鍛えられ発達する機会を逃してしまったと考えられるのである。』2010/09/08

じゃがたろう

0
脳科学や脳機能イメージングといった難しそうな分野に関するトピックをわかりやすくまとめてある本だと思う。入門書といった感じでしょうか。2017/01/10

telephone

0
効果的な薬や治療法が早くできるとよいです。2016/11/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/29540
  • ご注意事項

最近チェックした商品