内容説明
「なんでこんなやり方なんだろう」「なんでこの順番で進めるんだろう」という当たり前の疑問を確認することこそ、正しい技術を理解し、普段の介護に自信を持つための第一歩。本書ではその根拠をQ&A形式で、わかりやすい説明と豊富なイラストで解説している。
目次
コミュニケーション
接遇
居室の環境整備
体位変換
ベッド上の移動
離床
立位
移乗
移動
歩行〔ほか〕
著者等紹介
前川美智子[マエカワミチコ]
日本福祉教育専門学校専任講師、淑徳短期大学教授を経て、東京福祉大学教授。看護師・介護福祉士・介護支援専門員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
更紗蝦
29
基礎介護技術のエビデンスを明確にしている本なので、マニュアル的な本を読む前に目を通しておべき本です。介護をテーマにした本ではあっても、「少ないエネルギーで、安全に、合理的な動作をするためのテクニック」や「コミュニケーションを円滑にするためのテクニック」というのは、介護現場に関わらず、あらゆる日常場面で活用できることなので、誰もが読んでおいて損はない内容です。2023/01/09
kar
9
ホントに基本中の基本。忘れたころに思い出すのに丁度良いかも。2013/02/14
Koji Takahashi
3
どんな仕事でも、作業には意味があるのではないだろうか? もちろん介護技術にもある。 それは快適さに繋がるモノから、命に関わるモノまで様々です。 作業の背景を考え、常に自分に問う姿勢を持ち続けたいものです。2016/04/09
amnioticfluid
3
おそらく老人や、言語発話やコミュニケーションに障害のある人の介助を、まるきり経験もない人が行うときにクライアントとの話が出来ない場合なら、こういうものを見て役立てられるかもしれない。あるいは家庭の事情で外部からの介助者を入れるときに家族が現場や事業所のルールで行われていることを理解したいときなどに役立つと思う。小さい頃に読んでおけば、親類の介助に入った人たちの作業をもう少し根拠から理解できたかも。2014/12/13
りなみ
1
根拠がいかに大切かがわかる。2015/01/28