内容説明
いくつになっても、“性”は生きるエネルギー。“性”を知ることで、高齢者の思いが見えてくる。本書では、1章で老年期の性にかかわる基礎知識を取り上げ、2章以下は具体的な事例を通して、理解と対応を述べている。
目次
高齢者のココロとカラダ
利用者からの性的な行為への対応(男性利用者と女性介護職のケース;女性利用者と男性介護職のケース)
利用者同士の関係を支える(合意のない性的行為への対応;互いに好意をもっているケースへの対応)
利用者個人の性的な行為への対応―相手のいないケース
家族との関係と接し方
利用者の人権や羞恥心への配慮
「性と死」を考えさせられた事例―性の深み
著者等紹介
荒木乳根子[アラキチネコ]
お茶の水女子大学卒業。筑波大学大学院教育研究科修士課程修了。臨床心理士。お茶の水女子大学学生相談室専任職員、東京都教育研究所教育相談部非常勤教育相談員、川崎市リハビリテーション福祉センター心理職、聖徳大学保健センター助教授を経て、田園調布学園大学人間福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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