対人援助のスーパービジョン―よりよい援助関係を築くために

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  • サイズ B5判/ページ数 208p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784805826256
  • NDC分類 369.1
  • Cコード C3036

内容説明

対人援助におけるスーパービジョンとは、「対人援助を行う施設や機関において、スーパーバイザーによって行われる専門職としての援助者を養成する過程」である。直接的には、援助者の専門職としての成長をめざし、間接的には、そのことを通して利用者など当事者へのより質の高い援助の実践をめざす。スーパービジョンに求められることは、援助者に対人援助の本質を伝えることであり、それが実践できるように援助者を支え、育成し、環境を整えていくことでもある。本書の特徴として、対人援助におけるスーパービジョンそのものの必要性、構成要素、機能、形態、方法、課題などを示すが、単に示すのではなく、スーパービジョンの実践に必要な周辺領域の理論を含め、具体的な事例を通して、読者自らの体験を思い起こすような問いかけをしながら、スーパービジョンを実践するための基礎理論を体得できるように展開している。

目次

序章 スーパービジョンは行われていたのか
第1章 スーパービジョンはなぜ必要なのか
第2章 スーパービジョンはどのような形で行うのか
第3章 スーパービジョンをどのように行うのか
第4章 関係を通してスーパービジョンを行う
第5章 スーパービジョン体制を整える

著者等紹介

植田寿之[ウエダトシユキ]
1984年同志社大学文学部社会学科社会福祉学専攻卒業。1984~1987年京都府立心身障害者福祉センター(身体障害者療護施設)生活指導員。1987~1997年奈良県職員、1988年から奈良県心身障害者リハビリテーションセンター(重度身体障害者更生援護施設)生活指導員。1999年同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士課程(前期)修了。1999~2002年皇學館大学社会福祉学部助手。梅花女子大学現代人間学部講師。社団法人日本社会福祉士会常任理事。奈良県社会福祉士会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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