内容説明
「看護は観察で始まり観察で終わる」とはよくいわれる言葉です。しかし臨床の現場で、いったい何を、どのように観察したらよいのでしょう。そして、観察したことをどうアセスメントし、いかに対処したらよいのでしょう。科学的知識と経験によって裏打ちされたベテランナースがあなたに贈る看護観察の知識と技術の集大成。
目次
4 病期と観察のポイント(発病前期;急性期;慢性期 ほか)
5 精神疾患と観察のポイント(統合失調症;気分障害;物質依存 ほか)
6 治療のプログラムと観察のポイント(薬物療法;輸液療法;作業療法 ほか)
著者等紹介
宮崎和子[ミヤザキカズコ]
1949年、日本赤十字社香川支部救護看護婦養成所卒業。1957年、法政大学法学部卒業。1996年、東洋大学大学院法学研究科修士課程修了(法学修士)。佼成病院内科病棟婦長、千葉大学教育学部助教授、神奈川県立衛生短期大学教授を経て、千葉県立衛生短期大学教授。1995年退官
川野雅資[カワノマサシ]
1973年千葉大学教育学部特別教科看護教員養成課程卒業。1984年ハワイ大学看護学部修士課程修了。東京都民生局八王子福祉園、小林病院、東京女子医科大学看護短期大学助教授、杏林大学保健学部看護学科教授を経て、1998年より三重県立看護大学精神看護学教授、併せて地域交流研究センター長、2004年10月よりカワノメンタルヘルス研究所所長
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