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内容説明
子育てに悩むご両親のために、第一線の専門家が精魂傾けて書いた本。わかりやすさと学問的な正確さが見事に両立しており、全く予備知識のない人でも、自閉症スペクトラムについて最新の確かな知識と子育てに実際に役立つアイデアを得ることができる。
目次
第1章 自閉症とは(「障害」か「個性」か;自閉症スペクトラムの症状;自閉症スペクトラムに関するその他の医学情報;自閉症スペクトラムとの区別や合併が問題になる障害)
第2章 発達の特性から育児を考える(コミュニケーションを育てる;イマジネーション障害をどう支援するか;社会性の障害を補う技術;安定した毎日の暮らし)
第3章 次にすること・考えること(相談すべき相手を見つける;きょうだい児がいるなら;最後にあなたに伝えたいこと)
著者等紹介
吉田友子[ヨシダユウコ]
東京慈恵会医科大学卒。精神科医師。専門は児童精神医学。聖マリアンナ医科大学病院神経精神科、東海大学病院精神科、横浜市北部地域療育センター診療係長を経て、現在よこはま発達クリニック勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コジターレ
1
読メ登録前に読了。
碧子
1
「三つ組」①社会性・人との関わりの質的障害②コミュニケーション(話し言葉の発信・受信、話し言葉以外)の質的障害③イマジネーションの障害。療育について、明日につながる暮らしやすさへの工夫を。やればやるほど手がかかり大変になるものは療育的ではない。なるほどその通りだと思う。「目標は子供が自分に自信と誇りを持って暮らせる大人になること」なんていい言葉!!2014/09/22
さおり
1
何度目かの再読。何度読んでも、そのたびに新しい学びがあるありがたい本。2012/08/13
もも
1
分かりやすく具体例が書かれている。他の発達関係の書籍同様、幼い子向けの記述が多いが、息子の考え方や理解の仕方が分かった。内容はぎっしりだけど、とても読みやすく分かりやすい。2008/03/15
うさこ
1
専門的な内容でありながら、筆者の子どもに対する眼差しが温かくて読みやすかった。2010/01/13