内容説明
第３巻では、痴呆症状の早期発見と、在宅療養者の精神症状による問題行動への対処方法、および痴呆症の進行を少しでも遅らせるために行われているさまざまな治療的な取組みとその成果などについて解説します。
目次
第１章 老年者の心理と精神症状の把握（老年者の心理面の理解；痴呆症に関する基礎知識；痴呆の診断に関する理解）
第２章 痴呆症に伴う問題行動への対応方法（在宅痴呆患者の生活面の把握と看護の原則；在宅痴呆患者の安全の確保；医療情報の管理とプライバシーの保護；精神症状の理解と対応；食事に関連した問題行動への対応；排泄に関連した問題行動への対応；清潔・整容に関連した問題行動への対応；更衣に関連した問題行動への対応；興奮・暴力などに関連した問題行動への対応；徘徊に関連した問題行動への対応；睡眠に関連した問題行動への対応）
第３章 社会資源の理解と活用（社会資源の内容と相談窓口；在宅福祉サービスの内容；老人痴呆症疾患治療病棟；老人性痴呆疾患療養病棟）
第４章 痴呆症状の進行の予防法の理解（痴呆症患者に対する薬物療法；痴呆症患者に対する作業療法；作業療法士がかかわる治療法；レクリエーションのいろいろ；レクリエーションの実践例）
著者等紹介
奥宮暁子［オクミヤアキコ］
大阪大学教授
後閑容子［ゴカンヨウコ］
群馬県立医療短期大学教授
坂田三允［サカタミツアキ］
長野県看護大学教授
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