内容説明
2000年6月、「社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律」が公布され、1951年以来わが国の社会福祉の中心にあった社会福祉事業法は、名も新たに社会福祉法として出発の時を迎えました。一方で、2000年4月からスタートした介護保険制度もその円滑な実施に向けて着々とした歩みがなされています。このような時代状況の中で、社会福祉士は重要な社会的地位を占め、ますます社会の期待も大きなものとなってきています。本書はこのような状況にあって、社会福祉士国家資格取得の熱意に応えるために編集されたものです。受験に必要なポイントをチェックし、基本的な力を身につけていただくとともに、目まぐるしく変わる法制度の中にあって最新の情報を盛り込み、テキスト等での不足を補うように編集しています。また今年度版より、1999年の精神保健福祉士国家試験の実施に伴い、社会福祉士の国家試験受験科目のうち8科目が精神保健福祉士国家試験との共通科目として行われることになり、それに合わせまして、社会福祉士及び精神保健福祉士の受験者いずれにも手に取っていただけるようにしました。
目次
1 社会保障論
2 公的扶助論
3 社会福祉原論
4 地域福祉論
5 法学
6 社会学
7 医学一般
8 心理学