内容説明
本書は、ソーシャルワーク実践論の敷衍を目的に、特に社会福祉実践教育と実践現場に役立つ方法をまとめたものである。また、社会福祉士の資格教育で注目されるようになった社会福祉援助技術と呼称される方法・技術領域への関心を喚起することにあるが、伝統的にソーシャルワークとして教育・研究・実践されてきた方法の包括・統合的(ジェネリック)な展開を、支援ツールを用い過程として科学的に考察しようとした。
目次
第1部 ソーシャルワークの基礎概念と展開構想(ソーシャルワークの前提と概念整理;ソーシャルワーク実践の枠組みと包括・統合的特性;ソーシャルワークの原理と方法 ほか)
第2部 ソーシャルワークへのミクロ・マクロ的視野と方法(ケースワーク援助の方法と技術;対人援助の方法と技術;家族支援の方法と技術 ほか)
第3部 ソーシャルワークの実践的展開(児童福祉と社会福祉の方法・技術;障害者(児)福祉と社会福祉の方法・技術
精神保健と社会福祉の方法・技術 ほか)