内容説明
本書はケアマネジメントの過程の一つであるところのアセスメントの方法を提示するものである。ケアマネジメントとは、通常、対象者が抱える問題点を発見し、その相互関係について評価(アセスメント)し、援助の計画をたて、その結果をモニタリングし、再評価(リアセスメント)する過程であるとされる。アセスメントとはその過程の一環としての評価に当たることである。
目次
第1部 社会福祉のアセスメントその総論(社会福祉の共通基盤―対象理解について;社会福祉のアセスメントとは)
第2部 アセスメントの方法と基礎知識(社会福祉のアセスメントの方法;アセスメント項目の意味;アセスメントに必要な基礎知識)
第3部 アセスメントの援助業務(ワークショップのねらいとプログラム―ワークショップ体験を通して;社会福祉のアセスメントはなぜ必要か―事例を通して;座談会 社会福祉のアセスメントの活用方法;日常業務に「社会福祉のアセスメント」をどう生かすか)