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内容説明
マスメディアだけがメディアではない!デジタル技術の発達によって、市民は今、メディアの「受け手」から「送り手」にシフトしている。加速する市民メディアの活動内容や魅力、可能性と課題を、現場から報告する。
目次
もう、テレビなんて、いらない。―最北からの情報発信
地域から考える映像制作とメディア教育
札幌の市民メディア活動
市民が作るテレビ番組「NPO法人むさしのみたか市民テレビ局」5年間の試行錯誤
映像による地域活性化の可能性について―学生、市民制作映像のインパクト
学生・市民放送局「多摩探検隊」の作り方
市民メディアの時代を築く『JanJan』の野心
大学ゼミにおける映像制作教育―DVシネマと定期テレビ番組の制作実践
ケーブルテレビは市民のメディア―地域メディアコンテンツの使命
調査隊おきなわの市民映像
嘉手納町こども放送局
「いまどきの子ども」とメディア・リテラシー教育
市民メディア・アドバイザーが感じる現状とこれから
市民がFM番組を企画・制作!―「調布わくわくステーション」
「市民メディア」の論理的背景について
米国の市民放送局から考える
著者等紹介
松野良一[マツノリョウイチ]
1956年生まれ。中央大学総合政策学部教授、博士(総合政策)。九州大学教育学部教育心理学系卒業、筑波大学大学院教育研究科修士課程修了。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。朝日新聞社社会部記者、TBS東京放送「報道特集」「スペースJ」「ニュースの森」ディレクターを経て、2005年から現職。1996年~1997年、ハーバード大学客員研究員(フルブライト留学)。専門は、メディア教育心理学、市民メディア論、ジャーナリズム論
高谷邦彦[タカヤクニヒコ]
北海道大学文学部英文科卒業。札幌で約10年間予備校講師として働いた後、稚内北星学園大学に編入学。プログラミングやネットワークなど最先端の技術を学ぶ。在学時に映像で地域情報を発信するNPO法人映像コミュニティ・ムーブユーの立ち上げに関わる。2003年より同法人の理事長となり、2005年からは稚内北星学園大学の講師として映像制作を教えている
妹尾克利[セオカツトシ]
1975年生まれ。映像作家/北星学園余市高等学校教諭。北海道宗谷地域を舞台にしたドキュメンタリー、短編ドラマ、CMなどを多数制作。2003年、大学の仲間とともに学生による映像系では全国初のNPO法人「映像コミュニティ・ムーブユー」を設立し、2004年に同法人の副理事長に就任
吉村卓也[ヨシムラタクヤ]
埼玉県浦和市(現・さいたま市)生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。朝日新聞社を経て、ミズーリ大学ジャーナリズム学部修士修了。96年から札幌在住。地域メディアを実践するものとして、02年にNPO法人「シビックメディア」を設立。札幌の街を、市民自らがウェブというメディアを中心に描き、創り出す活動を行っている。北海道東海大学国際文化学部コミュニケーション学科教授
川井信良[カワイシンスケ]
1949年東京都生まれ。小6の時三鷹市に転居、以来現在まで三鷹市在住。大学は2浪するが叶わず断念。20歳から兄経営の印刷会社に就職、現在に至る。その間、地元教育委員会の講座を通じて、まちに目を向ける。74年青年向けミニコミ新聞『またんぴ』発行、79年地域ミニコミ新聞『みたかきいたか』発行など、地域活動に参加。99年から市民テレビ局設立に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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せらむ