内容説明
本書は、情報社会の流動的な全体像の分析から、情報をなりわいとしてハードやソフトを社会に提供する側の分析や、それらを日常の個人生活から社会生活に至るまで利用している多様なレベルの人々や消費者の側からの分析、あるいはその両者を視野に入れた分析といったさまざまな視点からの論文によって構成されている。
目次
1 情報化と社会(情報化の社会心理;情報化社会の進展と情報空間の変容―“コンピュータ型情報空間”の二面性をめぐって ほか)
2 情報化と人間(電子情報空間と政治行動―電子民主主義試論;情報化の中の自我の可能性―G.H.ミード社会心理学からの示唆 ほか)
3 情報化と生活(生活情報の社会心理;家庭の情報化と消費者意識 ほか)
4 情報化と地域(アポリアとしての地域情報;社会運動と新聞報道―栗東町産廃処分場問題を事例にして ほか)
著者等紹介
林茂樹[ハヤシシゲジュ]
中央大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 中世和歌史の研究