目次
第1部 神話の世界(1)―ヨーロッパ(ギリシア神話の怪物―ヘシオドス『神統記』におけるテュポエウスとガイア;二股のセイレーンの図像形成に関する一試論―スキュラの影響を中心に ほか)
第2部 神話の世界(2)―日本(山姥と赤い怪童―金太郎;女神の系譜―イザナミ・アマテラス・コノハナノサクヤビメ・カグヤヒメ ほか)
第3部 文学の世界(1)―中世・ルネサンス(ウェールズ伝承における「ブリテン島」の幻獣・異人譚;モルガーヌからマドワーヌへ―『クラリスとラリス』における妖精像 ほか)
第4部 文学の世界(2)―近現代(現実の中の幻想、幻想の中の現実―フリードリヒ・シラー『抄霊術師』の補完作と摸倣作通覧;F・ソログープ『毒の園』における「毒」の美女の正体 ほか)
第5部 フォークロアの世界―ヨーロッパ(苔族・苔女の伝承―森の中の奇妙な「こびと」;ロシアフォークロアに現れる不幸の形象リーホ―ATU一一三七型説話の分析を通して)
著者等紹介
渡邉浩司[ワタナベコウジ]
研究員。中央大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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