内容説明
「残念ながら、日本は負けました」大学の後輩だからこそ話された真実。中国占領地のアナウンサー、震洋特攻隊、東京大空襲、陸軍士官学校、航空隊の反乱、学徒勤労動員、広島原爆被爆、対馬丸沈没、疎開学童…後世に残されるべき証言録。
目次
「残念ながら、日本は負けました」―占領地に敗戦を伝えたアナウンサー
飛行機乗り―命を捧げた青春
水面に浮かぶ特攻兵器
終戦後の命令―「平和の特攻隊員であれ」
東京大空襲と女子学生
八月一六日―終戦後も続いていた戦い
終戦時に見た海軍相模野航空隊の「反乱」
六〇年前の女子大生が語る戦争
緑色の戦後―かつての敵国アメリカへ
先輩の瞳に映った戦争と戦後〔ほか〕
著者等紹介
松野良一[マツノリョウイチ]
1956年生まれ。中央大学総合政策学部教授。専門はメディア論、ジャーナリズム論。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。博士(総合政策)。2003年4月から中央大学FLPジャーナリズムプログラムを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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