内容説明
現代社会のリスクと東日本大震災によるリスク、双方を分析したユニークな研究書。
目次
第1部 現代リスク社会の経済分析(人口高齢化というリスク;ヨーロッパの福祉国家の社会的リスクへの対応について―主成分分析による評価;人口減少下における公民連携による社会インフラの維持・更新;航空分野の事故リスクと資本市場の反応;ICカード乗車券の相互利用サービスと相互直通運転にみる公共交通ネットワークのシームレス化)
第2部 3・11複合災害の経済分析(地域防災の拠点としての新たな地方空港の位置づけと維持管理―石見空港を中心に;東京電力福島原子力事故の反省と原子力安全改革;原子力発電事故と電力改革の対応;災害リスクに備えるサプライチェーンBCPと地域BCP;東日本大震災被災地における交通政策指針の策定と支援体制に関する考察―復興過程における地域住民のモビリティ確保をめぐって;災害による観光の風評被害に関する経済分析―東日本大震災を中心として;東日本大震災のインフラ被害による中小製造業への影響と地域政策の課題―サプライチェーン問題を中心として;ロジスティクスにおける官民連携によるリスク対応)
著者等紹介
塩見英治[シオミエイジ]
中央大学経済学部教授
谷口洋志[タニグチヨウジ]
中央大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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