内容説明
ミクロ会計とマクロ会計を会計領域に含める斬新な視点から、改めて会計の社会的・文化的意義を検討。環境管理会計、環境監査、自治体環境行政の視点から環境問題に取り組む一方、持続可能な森林開発のための森林会計という新しい分野の開拓にも挑む。さらにミクロ会計とマクロ会計で開発された多様な会計システムを統合する、会計学の新しいパラダイム形成の方向を示唆する研究書。
目次
第1章 マクロ会計の会計ルール―93SNAを中心として
第2章 フランスの林業統計と森林勘定
第3章 森林管理における原価計算の再検討―サプライチェーンの視点から
第4章 ストック・フロー統合型環境介計の研究―バイオマスサプライチェーンを測定対象として
第5章 環境管理会計の現状と課題―マテリアルフローコスト会計を中心に
第6章 自治体環境行政と環境会計
第7章 環境監査の現状と期待ギャップの問題―ISO14001における環境監査を中心として
第8章 トライアングル体制の一解釈―ポジションの観点から
第9章 会計概念フレームワークの再検討
著者等紹介
河野正男[カワノマサオ]
中央大学経済学部教授
小口好昭[コグチヨシアキ]
中央大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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